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スーパーカブと野宿しようぜ!第六夜~鹿嵐でした!~






バサバサバサっ!!


テントが風に煽られる。

こ、これはヤバい!


コバも俺も起きたのはほぼ同時だった。


お互いがテントの中でゴソゴソ動いているのが解る。


「うわっ!雨がガンガン入ってきてますよ!」


俺もテントから出たら、顔に雨が当たるのを感じた。


テントのタープを触って見ると、結構濡れていた。

「これ、ヤバいんじゃね?」


干していたカッパは、雨に濡れて、
地面に吹き飛ばされていた。


慌てて拾い上げる。


少しなんちゃら館の入り口に全体的に寄せなければ、
これはちょっとヤバいかも知れない。


バイクも煽られた雨で、びっしょり。


我々はテントを引っ張り、バイクを動かし、
雨が風で入り込まない位置まで移動した。


「そう言えば、蛙がやかましく鳴いていたと思ったら、今は嘘みたいな静かになったな……」


そうなのだ。


蛙とは凄いもので、大雨の前に大合唱するのだ。

蛙の鳴き声よりも、建物を打つ雨音がけたたましく、
今度はこれによって眠れなくなった。


と、言うよりも、この暴風雨で
山が崩れたり、最大降水量で安房峠が通れなくなったりしたら、
明日帰れないぞ!?

と言うハラハラで睡眠は完全に妨げられたのだった。


テントの外でタバコを吸っていると、
激しい雨のなか、何かがうごめいているのが解った。



「おい、コバ……あれ、なんだ?」


「あ、光ってますね。アレって何かの目じゃないっすか?」


「だよな……ずーっとこっちを見てるよな」



手をパンと鳴らすと、
ガサガサガサっ!

と、

でかい何かが、踵を返して走っていった。


「鹿だ!!」


「鹿ですね!!」


確かに池の蛙を狙う何らかの動物のフンが在った。

まあ、熊ではない筈だと思ったが、
鹿も来るのだな~と、改めて大自然に身をおく事を
実感したのだった。


雨は、尚も強く降り、
風と共に巻き込まれる雨粒。

そして野性動物。


ラジオが良いなと思った。

電話くらいの携帯ラジオ。

嵐の夜営には、ぴったりだな~と思った。


アナウンサーがトツトツと語り、
音楽がたまに流れる。


寺崎努さんも携帯ラジオを愛用しているそうだが、
その良さが解った気がした。


聞くならAMが良いかな。
あのコンプ感。


時計は、午前2時になった頃、
我々は雨音と共に、眠った。


明日は晴れると、携帯の天気予報を見てから。

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  1. 2016/07/10(日) 11:23:06|
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凛

Author:凛
雷都・栃木県宇都宮市を中心に活動しているバンド「凛~Linn~」

愛と平和
そして何ちゃねぇことや、どうでもいい唄を、アルコールとけむりの似合うサウンドに乗せ、誰かに「ありがとう」を
って言われるようなステージを目指し活動チュ~

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