月刊 野宿しようぜ

凛メンバーブログ

スーパーカブと野宿しようぜ!第五夜~どしゃ降りの野宿~


高山ねこ



ひとしきり、高山を回って遊び、
駄菓子を食べてアイスを食べて
昔の役場がタダで入れるので高山の歴史に触れ、
雨がやがて降りだした。

「こいつはヤバイから早めにビバークするぞ」

と、松本方面に向かい、途中平湯バスターミナルは、日帰り温泉もあると言うことで、
平湯自然なんちゃら館と言う建物の下屋を拝借することに決めて、
ひたすら雨のなかを走り続ける。


雨の走行はマジで神経を磨り減らす。


走り慣れない知らない土地の峠道は、なおのこと大変だ。

コーナーも優しくパスする感じだし、
遅い車や大きい車の水しぶきも浴びなければならない。

ドライバー諸君。

バイクは様々なリスクを背負いながら、雨の道を走っているのだ。

意地悪しないでくれたまえよ。


何だかんだで、平湯バスターミナルに到着。


平湯バスターミナル


カッパを着たせいか、寒さはあまり感じなかったが、
標高は1500mに達しているので、
それなりに寒い。

と言うか、今現在で涼しいじゃなく寒いと言うのは、
やはり、山岳地帯ならではなんだな。


「熊が出たらどうする?」

「やるしかないっすよ」
「じゃあ、お前戦えよ。俺はその隙に逃げるから」

と、雨と寒さの他に、もう一つ心配事が増えてしまった。


まあ、ひとまず、温泉だ。


温かい風呂で固まった体を温めよう。


日帰り温泉に向かい、黄金の塩化物泉を堪能。

身体中の血管が広がる感じだ。

これはたまらないなあ。

たっぷりと温泉を堪能した我々は、
晩飯の心配をする。


なにせ、バスターミナルは午後6時に閉まってしまう。

風呂から出るなり、時計を確認すると、
もう5時を回っているじゃないか!?


あわてて食料品のパンやらおにぎりやら、ツマミやら酒を二人で買い込み、
ターミナルには足湯があるのでそこで宴会をすることにして、
なんちゃら館の広い下屋に、バイクを仕舞い、
テントの設営を開始する。

「ここならどんな雨でも安心だぞ!」

「床も軟らかいし、最高っすね」

と、

カッパも干して、完璧な配置にテントを建てた。

池があり、やたら蛙の鳴き声がうるさいのを除けば、
今までの野宿スポットベスト3に入るほど、ナイスな場所だった。


我々は足湯に向かい、昨夜よりも七時間も早く、宴会が出来る嬉しさと、
雨に怯えながら寝なくて済むと言う安心感、

そして、たっぷり睡眠が取れると言う喜びで、大いに宴会は二人だが盛り上がった。


ジャックダニエルは、イロハスの炭酸レモンで割りながら飲むと、
何気にレモンハイ辛口みたいな味で楽しめた。


足湯に当たりながら酒を呑んだせいか、回りが早い。

寝不足も重なり、8時前にはお開きにした。


お互いテントに戻ると、気ままに過ごす。


俺は音楽を聴きながら、本を読むのが好きで、
うっすらと明かりが点るテントで活字を追うのは、実に楽しい。

やがて山の闇は深く、静かに広がり始める。
霧雨も普通の雨に変わる頃、
ウトウトとまどろむ。



事件はそんな時に起きた。


まさに、寝入るか寝入らないかの内に、
凄まじい暴風雨で、覚醒したのだった。




安房峠標識

スポンサーサイト
  1. 2016/07/07(木) 00:46:42|
  2. コンボイ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

プロフィール

凛

Author:凛
雷都・栃木県宇都宮市を中心に活動しているバンド「凛~Linn~」

愛と平和
そして何ちゃねぇことや、どうでもいい唄を、アルコールとけむりの似合うサウンドに乗せ、誰かに「ありがとう」を
って言われるようなステージを目指し活動チュ~

カテゴリ

TAKA-C (16)
コンボイ (228)
スパイラル (184)
キム・ローレンス (24)
未分類 (36)

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

最新トラックバック

月と星と妖精ダストのブログパーツ ver2

フリーエリア

にほんブログ村 バイクブログ カブ系へ
にほんブログ村

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR