月刊 野宿しようぜ

凛メンバーブログ

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スーパーカブと野宿しようぜ!第3夜~甲州街道24時~



晩飯は家で食べてから出発したので、
眠くならないようにコーヒーとレッドブルは必須だ。

八王子市内に入った頃は、確か9時半とかだった。


早いのか遅いのか解らないが、
時間を気にする旅じゃなし、
気長に走るのが、一人旅の基本だ。


因みに、いつも一緒に旅をしていたコバは、
まあ、休みも合わないから今回は一緒ではないのだが、
やはり、気心は知れていても気は使う訳で。


二人なら思いでの共有も楽しいのだが、
今回はそもそもチャレンジツーリングだから、
今までとは明らかにペースが違う。


ガンガン車を掻き分けて前に行くし、
二人で走るときにはやらないような強引な走りもする。


後方を気にしないのがこんなに楽だとは思いもしなかったが、
やはり、一人は寂しい気もする。


八王子市内の踏み切りで、一人電車の通過を待つ。

他愛ない話で通過をやり過ごせないのは、
何だかとても孤独な感じだが、
それも又一興。

そんな感傷的な気分でさえ、
旅の思い出になるのだから。


つーか、残業ツーリングチーム(俺の所属する小さなバイククラブ)のメンバーは
各々一人で旅をすれば良い。


たまに、みんなで走るのが楽しい位まで、
自分を追い込んで貰いたいものだ。


バイクなんて乗ってナンボだし。
磨耗消耗なんて当たり前じゃないか。


まあ、いい。


小さいバイクは、非常にコスパに優れるし、
ましてやスーパーカブなんて、大概の町の自転車屋でも治せたり、部品があったりする。


そんな事を考えながら踏み切りで待っていると、電車が通過した。


さて、相模湖を抜けて国道20号をひた走り、山梨まで行くぞ。


相模原市内を抜けて、相模湖まで来ると、
以外にこんな時間でもバイクが走ってるものだ。

スーパースポーツやら、小さいのやら、
アメリカンやら。

とにかく色んなバイクに遭遇した。


様々な山岳地帯を走り抜けて来た自負もある。


ましてや車重の軽いスーパーカブだし。


登りは話にならなくても、下りはそこそこにスピードを乗せられる。


ハイサイドに注意しながら、ステップやブレーキレバーをガリガリ擦りながら、
ワインディングを堪能する。


「山を攻めぬいた場数が違うのだよ」

と、独り言をいいながら、悪趣味に走る。


夜のワインディングは、見えなくて危険ではあるが、
あの命をすりこぎ棒で
ゴリゴリ削っている感覚が、癖になる。

これを我々は悪趣味だという。


夜走りに慣れるために、それなりに訓練を積んで、
ロングツーリングに日々備えているのは、
伊達ではない。


夜走りのメリットは、なんと言っても交通量の少なさと、夏は涼しいからに尽きる。


ただ、今回の甲州街道は、半端なく寒かった。


マウンテンパーカーが、大いに役に立った。


7月も終わりに近いのに、夜の寒さは何なのだと思ったが、
標高が高い場所を走っているのだ。

それは仕方ない問題だった。


やがて、山梨に到着。


さて、寝る場所を探さなければ。


道の駅だが、なかなか見付からず、
結構苦労することになる。


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  1. 2016/07/30(土) 01:12:44|
  2. コンボイ
  3. | コメント:0

スーパーカブと野宿しようぜ!第2夜~走るなら夜が良いじゃない?~





荷物をバイクに載せるのはテンションが上がる。

俺はツーリングバックにこだわりがある。


イオンで売っている安いドラムバックを、カブの旅には必ず持っていく。

この中にごみ袋を入れて、防水性能を高めて、
テントやら寝袋やら、マットやら荷物を入れるのだが、実にスッキリと収納できるのだ。


このドラムバック、
確か900円くらいなのだが、すこぶる調子がよい。


ヨーロッパのライダーも、スーパーで売られているような安いバックに、テントなどを詰め込んで旅をする。

このドラムバック。価格以上に丈夫でシンプルな作りで、
飽きの来ないバックだ。


大きいバイクの時も、完全防水のドラムバックをシートにくくりつけて旅をする。

これは、バイク用品のターポリンバックだ。


パニアケースも魅力的だが、やはり旅感を得るためには、荷物を出すときに不便だが、ダッフルバックが俺は好きだ。


バイクの外見も気にしたいし、何よりバック一個を縛り付けて旅をする姿が、バイク乗りだと思っている。


で、

荷物を載せたカブだが、長距離を走る以上、予備のガソリンタンクを搭載しておかないと不安だ。
夜走りで、下道において、ガソリンスタンドが常に開いているとは限らないし、家すらない山道を走ることもままあるからだ。


フロントキャリアに、ガソリンタンクをマジックテープでくくりつける。


完璧だ。


パッキングが決まると、旅に対する心構えも決まる。


夜走りで四号を南下する訳だが、平日の夜は大型車が闊歩し、
速度も出ていて、小さいバイクでカブとなると、トラックの風をまともに受ける。


さてさて、夜の内に何処まで走れるのやら。


目標は漠然と都内を抜けてひたすら南へ。


このアバウトな感覚は、出発する時には不安要因でしかないが、
走り出すともはや堪らないくらい自由を感じてしまう感覚に変わる。


「宛先を決めてはいるが、急ぐ旅じゃなし。
どうせなら風の向くまま気の向くままよ」


と、渡世人の台詞でも呟きたくなるのが、旅の醍醐味。


そりゃそうさ、
寝る場所も道も何も決めず、
ただ、四号を南下するってだけだもの。


渡瀬橋を越える頃には、テンションも上がるよ。

埼玉県の外環までは、ずいぶん早く到着してしまった。


そこから八王子を目指すのだが、夜の都会の暑さと、排気ガスと、たまにからんでくる車と遊びながら、横田基地の隣を通過する。


「うおっ!すげぇっ!フェンスの向こうはアメリカなのか!?」


と、意味のわからないことを大声で言っている。

尚、一人旅は、
基本的に話す機会がないので主に独り言を声に出して言うという、
ちょっとあれな感じになるのだが、
一人子の俺は大して一人旅など苦にならないという
皆さんとはアイデンティティーギャップが在ることを付け加えておく。


お陰で、一人と言うこともあり、
誰に止められるわけでもないので、
先入観なく誰とでも話してしまう旅になったのだが、それは追々記そうと思う。


旅の恥はかきすてだ。


せっかく知らない土地に居るのだ。

話すこともない場所の人と
沢山話したいではないか。


  1. 2016/07/28(木) 00:17:52|
  2. コンボイ
  3. | コメント:0

スーパーカブと野宿しようぜ!第1夜~え?京都!?嘘だろっ!~



企画の段階で、
移動手段は決められていた。


大型バイクか
原付二種か。


その他の選択肢など皆無。


期間は4泊5日が限界か?
と、こう判断した。


で、勿論宿には泊まらない。

これで旅をするのであれば、
自ずと野宿しかなくなる。


大型バイクで高速を使用した京都など、
半日あれば辿り着く訳で、確かに魅力的ではある。


だが、


旅をしたいと常日頃願う私は、
その大型バイクで高速を行くと言う選択肢を、蹴った。


残りは、原付二種のスーパーカブしかない。


無論、高速も自動車専用道路も走れない。


都内出発と言う訳でもないので、あの煩わしい都内を抜けなければ、
南には行けない事情もある。


宇都宮から東京間は、言うなれば消化路線である。

これが何気に鬱陶しい。


当初は、北海道に渡る計画も在った。


しかし、天気などを鑑み関西へ向かうルートに変更したのだった。



今回の旅の予定ルートは、


宇都宮~都内~神奈川~山梨~長野~岐阜~滋賀~京都~福井~石川~富山~岐阜~長野~群馬~栃木

間を、原付二種のスーパーカブで、旅をすると言う企画になった。


一番の目的地は福井の永平寺。


完全野宿、一人旅。

相棒は、スーパーカブと言う実に頼もしい?バイクが、中部関西を走り抜ける旅になる。


総距離数2200Kmに及ぶ、
愉快な旅は幕を開けるのだった。


  1. 2016/07/26(火) 10:36:47|
  2. コンボイ
  3. | コメント:0

スーパーカブと野宿しようぜ!最終夜~帰り道はエレガントに~





最終夜。


時折強まる雨と風、
それにより目覚めてしまい、熟睡とはいかなかったが、
コバが撤収を終えて起こしに来るまで、寝入っていた。


さて、
雨はと言うと、すっかり上がって青空まで見えていた。


ちょっと感動した。


問題は、安房峠が通行できるか否か。

安房峠トンネルは、125cc以下は通行できない。

従って、自ずとあのほっそい峠道を走らねばならない。


で、


装備を整えて走り始めたのだが、
幸い安房峠は通行できると言う。


しかし、楽しくない。


雨に濡れた道と、昨夜の暴風で枝やら葉っぱやらが散乱。

タイトなコーナーはバイクも倒せない。


気を使いながら安房峠をクリアした。


そこから、上高地トンネルの横を通り、
松本に向かうのだが、
道はすっかり乾いていた。
となれば、ギンギンに攻める。


谷を流れる川は、昨日とはうって変わって、
濁流になっていた。

黄色い水が流れ、凄い勢いで水かさが増していた。


郷まで一気に下って、セブンに寄る。

ここで、帰りのルートを選択。


菅平、嬬恋ルートで帰ることにした。


快調に飛ばし、
上田から長野原へ。

草津を抜けて、やんばダムの道の駅にて休憩。


アイスを食べる。


ブドウアイスうんまい。

で、モンエナも補給し、沼田を目指す。


沼田からは金精峠を抜け、帰宅になる。


まあ、帰りにはそんな面白いエピソードも無いから割愛。



くたくたで、8時には爆睡していたって旅だった。


翌日は、コバのV-MAXを車検から引き取りに、
小山に向かった。

  1. 2016/07/12(火) 22:04:16|
  2. コンボイ
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ガルパン聖地巡礼1~旧上岡小学校~



さて、ガルパン聖地巡礼の再訪の一貫として、
大子町にある旧上岡小学校の校舎を訪ねた。


学園艦が廃校になり、大洗女子の戦車道チームは次の学校が決まるまで、
この学校に一旦異動してくる訳だが、

何故この学校なのか不思議だが、彼女達にとってこの古い校舎は
名言を産む重要な場所になっている。


映画では校庭に戦車が並ぶが、
実際には勿論無いわけだが、
緻密に描かれていて、映画のシーンを思い出しながら見ていると、とても楽しい。


では、最初にアニメの全体図を見ていただこう。




上の写真が旧上岡小学校
ガルパン映画バージョンだ。


で、これが実際の写真



校舎


時代を感じさせる校舎は、茨城でも2番目に古い校舎だとか。


夜になると、二宮金次郎の頭に
アンコウの触角ライトが、アニメでは灯る。





学校の怪談なんかでも度々登場する二宮金次郎だが、
栃木県とも関係深い、偉人である。

因みに、治水工事や農業指導の専門家だった。


で、校舎入り口。


休日には中に入れると言うことだが、
この日は平日のため、残念ながら入れない。


奥の階段から、大洗女子の生徒達が走って来そう。

で、入り口には

校舎の中で、コスプレ撮影はご遠慮くださいと
書かれていた(笑)



入り口


そして、クラス別に割り当てられた教室。



教室


戦車道アンコウチームの皆は、表にテントを張って自炊していた。


因みに、1年生チームのウサギさんチームが、かなりサバイバル生活に順応していたのが笑えた。

で、校舎の廊下


廊下


最後に講堂内。



講堂


「この試合に勝って、大洗へ……学園艦へ帰ろう!」


生徒会長の杏は、みんなに言う。


そう、ビルマの竪琴のあの台詞をオマージュした、
ガルパンのハイライトの1場面だ。


それが講堂のシーン。


見ている我々も、思わず「一緒に大洗へ帰ろう!」

と、言ってしまいたくなる場面だけに、
力が入る場所でもある。

実に、ガルパンの聖地上岡小学校を今回は細かく載せてみたが、
次回は大洗を細かく載せたいと思う。


騙されたと思って、ガルパン見てみなよ。

面白いから!


  1. 2016/07/11(月) 23:32:27|
  2. コンボイ
  3. | コメント:0

山とロックと海と王将




バイクを転がし、アホみたいな速度で走り抜けて、
コンビニでおにぎりを買って涼しいところで食べようと、
バイクを跨ぎながら動かしていたら、
見事に立ちゴケしたと言う。


お陰でフロントブレーキレバーが、
おっちょれた!!


地元までリアブレーキだけで帰ってきたのだが、
いやはや乗りにくい。


つーか、立ちゴケちょー恥ずかしかった!


言い訳しながらバイクを起こす姿は、
まあ、残念の極みだ。


あの鮮烈な走りから、
一転して
立ちゴケするみっともなさ。


地元のバイク屋に駆け込み、廃部品でレバーはないか聞くと、
おあつらえ向きのシルバーのレバーがあった。

それを取り付けて、ブレーキは使えるようになったが、
カウルが傷ついた。


明日、塗料で傷をふさぐぜ!


てか、連日のアレで山登ったり海で泳いだり、
ロックやったりしていたから、
結構体がヤバかったんだな。

と、

又日記でも言い訳をする切なさよ……

暑い夜、ビオロンの調を聴いて、
につきを書くハンケチ一つ。


眠い。


ベースのセッティングも出さなければ。


  1. 2016/07/11(月) 00:55:51|
  2. コンボイ
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スーパーカブと野宿しようぜ!第六夜~鹿嵐でした!~






バサバサバサっ!!


テントが風に煽られる。

こ、これはヤバい!


コバも俺も起きたのはほぼ同時だった。


お互いがテントの中でゴソゴソ動いているのが解る。


「うわっ!雨がガンガン入ってきてますよ!」


俺もテントから出たら、顔に雨が当たるのを感じた。


テントのタープを触って見ると、結構濡れていた。

「これ、ヤバいんじゃね?」


干していたカッパは、雨に濡れて、
地面に吹き飛ばされていた。


慌てて拾い上げる。


少しなんちゃら館の入り口に全体的に寄せなければ、
これはちょっとヤバいかも知れない。


バイクも煽られた雨で、びっしょり。


我々はテントを引っ張り、バイクを動かし、
雨が風で入り込まない位置まで移動した。


「そう言えば、蛙がやかましく鳴いていたと思ったら、今は嘘みたいな静かになったな……」


そうなのだ。


蛙とは凄いもので、大雨の前に大合唱するのだ。

蛙の鳴き声よりも、建物を打つ雨音がけたたましく、
今度はこれによって眠れなくなった。


と、言うよりも、この暴風雨で
山が崩れたり、最大降水量で安房峠が通れなくなったりしたら、
明日帰れないぞ!?

と言うハラハラで睡眠は完全に妨げられたのだった。


テントの外でタバコを吸っていると、
激しい雨のなか、何かがうごめいているのが解った。



「おい、コバ……あれ、なんだ?」


「あ、光ってますね。アレって何かの目じゃないっすか?」


「だよな……ずーっとこっちを見てるよな」



手をパンと鳴らすと、
ガサガサガサっ!

と、

でかい何かが、踵を返して走っていった。


「鹿だ!!」


「鹿ですね!!」


確かに池の蛙を狙う何らかの動物のフンが在った。

まあ、熊ではない筈だと思ったが、
鹿も来るのだな~と、改めて大自然に身をおく事を
実感したのだった。


雨は、尚も強く降り、
風と共に巻き込まれる雨粒。

そして野性動物。


ラジオが良いなと思った。

電話くらいの携帯ラジオ。

嵐の夜営には、ぴったりだな~と思った。


アナウンサーがトツトツと語り、
音楽がたまに流れる。


寺崎努さんも携帯ラジオを愛用しているそうだが、
その良さが解った気がした。


聞くならAMが良いかな。
あのコンプ感。


時計は、午前2時になった頃、
我々は雨音と共に、眠った。


明日は晴れると、携帯の天気予報を見てから。

  1. 2016/07/10(日) 11:23:06|
  2. コンボイ
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スーパーカブと野宿しようぜ!第五夜~どしゃ降りの野宿~


高山ねこ



ひとしきり、高山を回って遊び、
駄菓子を食べてアイスを食べて
昔の役場がタダで入れるので高山の歴史に触れ、
雨がやがて降りだした。

「こいつはヤバイから早めにビバークするぞ」

と、松本方面に向かい、途中平湯バスターミナルは、日帰り温泉もあると言うことで、
平湯自然なんちゃら館と言う建物の下屋を拝借することに決めて、
ひたすら雨のなかを走り続ける。


雨の走行はマジで神経を磨り減らす。


走り慣れない知らない土地の峠道は、なおのこと大変だ。

コーナーも優しくパスする感じだし、
遅い車や大きい車の水しぶきも浴びなければならない。

ドライバー諸君。

バイクは様々なリスクを背負いながら、雨の道を走っているのだ。

意地悪しないでくれたまえよ。


何だかんだで、平湯バスターミナルに到着。


平湯バスターミナル


カッパを着たせいか、寒さはあまり感じなかったが、
標高は1500mに達しているので、
それなりに寒い。

と言うか、今現在で涼しいじゃなく寒いと言うのは、
やはり、山岳地帯ならではなんだな。


「熊が出たらどうする?」

「やるしかないっすよ」
「じゃあ、お前戦えよ。俺はその隙に逃げるから」

と、雨と寒さの他に、もう一つ心配事が増えてしまった。


まあ、ひとまず、温泉だ。


温かい風呂で固まった体を温めよう。


日帰り温泉に向かい、黄金の塩化物泉を堪能。

身体中の血管が広がる感じだ。

これはたまらないなあ。

たっぷりと温泉を堪能した我々は、
晩飯の心配をする。


なにせ、バスターミナルは午後6時に閉まってしまう。

風呂から出るなり、時計を確認すると、
もう5時を回っているじゃないか!?


あわてて食料品のパンやらおにぎりやら、ツマミやら酒を二人で買い込み、
ターミナルには足湯があるのでそこで宴会をすることにして、
なんちゃら館の広い下屋に、バイクを仕舞い、
テントの設営を開始する。

「ここならどんな雨でも安心だぞ!」

「床も軟らかいし、最高っすね」

と、

カッパも干して、完璧な配置にテントを建てた。

池があり、やたら蛙の鳴き声がうるさいのを除けば、
今までの野宿スポットベスト3に入るほど、ナイスな場所だった。


我々は足湯に向かい、昨夜よりも七時間も早く、宴会が出来る嬉しさと、
雨に怯えながら寝なくて済むと言う安心感、

そして、たっぷり睡眠が取れると言う喜びで、大いに宴会は二人だが盛り上がった。


ジャックダニエルは、イロハスの炭酸レモンで割りながら飲むと、
何気にレモンハイ辛口みたいな味で楽しめた。


足湯に当たりながら酒を呑んだせいか、回りが早い。

寝不足も重なり、8時前にはお開きにした。


お互いテントに戻ると、気ままに過ごす。


俺は音楽を聴きながら、本を読むのが好きで、
うっすらと明かりが点るテントで活字を追うのは、実に楽しい。

やがて山の闇は深く、静かに広がり始める。
霧雨も普通の雨に変わる頃、
ウトウトとまどろむ。



事件はそんな時に起きた。


まさに、寝入るか寝入らないかの内に、
凄まじい暴風雨で、覚醒したのだった。




安房峠標識

  1. 2016/07/07(木) 00:46:42|
  2. コンボイ
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スーパーカブと野宿しようぜ!第四夜~だって、飛騨牛だもん!~



高山の町並み



早朝、我々は駐車場に来る車の音で目を覚ました。

結果、8時になっていた。

公園の水道で頭やら体を洗う姿。
通報されても仕方ないかも……


さっぱりして、テントの撤収を行う。

雨に備えて、カッパも出しやすくしておく。


さて、松本市から国道158号を高山方面へ走る。

途中、乗鞍、上高地を通過して安房峠を越えるロングラン。

コンビニで腹ごしらえし、
原付二種では安房峠トンネルを走れないため、
ほっそい峠道を行く事になる。

マジで細い道は、すれ違いもやっとの状況だ。


ただ、ひたすら走り抜け、平湯バスターミナルからトンネル出口に合流。

後々、平湯バスターミナルが我々の苦境を救ってくれるなどとは、二人とも思っていない。


やがて山を下り、高山市内へ出た。


あの凄まじい山岳地帯から、こうして平地の都市が現れるのは、
同じような場所を通る度に不思議な感じがする。
一体何処にこんなに人が居たのかと、驚く反面、何故か安心する。


そして、国道のバイパスには決まって同じ景色。
電気屋、巨大スーパー、チェーン店の食べ物屋、古本屋

全国の地方都市のバイパスは決まって同じ景色だが、
一歩旧道へ足を踏み入れたなら、そこは全国皆違う顔を表すローカルがある。


そして、街々の匂いがある。


旅の楽しみは、一本の細い路地であると言っても過言ではない。


まあ、たいそうな事を書いて文を尽くしたところで何も始まらないけど。

それは行ってみなきゃ分からないかも知れない。


我々は、高山の川沿にバイクを停めて(小さいバイクだから、自転車置き場にも停められる)
高山市内を散策する。

2回目だから、慣れたものだ。



氷菓と言うアニメの聖地でもある高山市は、
時折アニメとコラボしたり街おこしを行うが、

ミシュランガイドでも紹介されている街自体は、
世界的に有名な為、外国人がとても多い。


大きなスーツケースを引きながら、街を歩く外国人の多いこと。


すんばらしいですね。


さあ、昼飯は宿代をケチっているのだから、美味しいものが食べたい。


まず、氷菓に登場した喫茶店で、アニメと同じ構図でコーヒーを飲まなければ。


下の喫茶店に入る。




コーヒー美味しい!




で、更に氷菓に登場するお茶の店で抹茶ラテを飲む。

下のお店。





次いでにこの写真も。





さあ、やはり昼飯は飛騨牛だべよ。

飛騨牛と飛騨牛ラーメンさえ食えば、
我々はこの旅を概ね満足して達成したと言っても過言ではない。


みたらし団子屋さんの道をはさんで反対側に有ったラーメン屋に入る。

丁度、修学旅行かな?

中学生が多かった。

中学生でも、飛騨牛を食べて美味しい牛肉を舌で覚えたなら、日本の牛も安泰だ。


食べたのはこれ↓

因みにコバは、飛騨牛握りと言う1800円もするのを頼んで食っていた。

この男、恐るべしである。


「だって飛騨牛だもん!!」


だってさ。


笑っちゃうね。







俺が食べたのは上のやつ。

飛騨牛牛筋丼、めっちゃうまかった!

これなら何杯でもいけるぞべいべー!

  1. 2016/07/06(水) 21:30:30|
  2. コンボイ
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スーパーカブと野宿しようぜ!第三夜~暗闇の魔街道~



魔街道と書いて


デビルロードと読む。


とね。


中2病をこじらせてしまったサブタイトルで始まる第三夜


午後7時、コンビニを出発してから、足尾を抜け、前橋、安中、小諸と走り続けて、
やがて上田市内に入る我々。


時刻は既に11時を回っていた。


さて、今夜の宿は上田にある道の駅か、何処にしようか思案しながらも
バイクを止めることなく、上田市内の景観を眺めながら走る。

実に良い味を出した市内は、郷愁に駆られる。

初めて通過する街中は独特の匂いと共に、夜の闇に浮かび上がる町の街灯が、なおのこと旅の気分を盛り上げる。


ここで県道65へ入る。徐々に高度を上げていく県道は、
やがて平井寺トンネルに差し掛かる。


なんと、原付二種は20円と言う破格。


ってか、金取るのかよ!と突っ込みたくなる。


このまま県道を松本市へ向けて走る。


料金所で、この先に道の駅はあるかと訪ねると、
「松本にしかない」と、無情なる答え。


まだまだ遠い。


しばらく山を登ると、又もやトンネルに遭遇。


三才山トンネルと言うトンネル。


価格は?


又しても原付二種は50円だと言う。


もう、払わなくていいじゃん!!と、思うも、
料金所の職員に道の駅は在るのかと聞くと、

「無いね。無い」

と、又無情なる答え。


「ああ……松本市まで行くしかねぇな」


と、完全に我々は腹をくくる。


ひたすら走り、国道19号に到着。


時間は既に1時になっている。

が、ここからテントを張れる場所を探さなければならない。


なにせ、寒い。

七時間掛けて走り続けたのだ。

完全に体は寒さにやられていた。


松本市のアルプス公園なる場所の近くに、なんちゃら公園と言うのがあった。


高台にあり、松本市内の夜景が一望できる場所だ。


空には満天の星ぼし。

眼下には松本市内の夜景。


今宵の宿はこの公園に決定。


我々は、駐車場の端にテントを設営し、
夜景を見ながら遅い晩酌を始めた。


途中のコンビニで
ジャックダニエルを買い、
スルメをバーナーで炙りながら肴にする。


至福だ。


他愛もない話をコバと話ながら、
やがて時刻は午前3時になった。


流石に眠い。


公衆トイレで歯を磨き、顔を洗って就寝。


旅先のテントで、灯りを吊り下げながら読む
山頭火句集は、格別な趣がある。


しかし、疲れと呑み慣れない酒で、体力は限界だ。


スイッチを切ったように眠った。


こうして、一日目の夜は更けていく。




明日はなるべく7時に起きようと言う事になったが、
起きるまで寝たい気分だった。

  1. 2016/07/05(火) 22:43:21|
  2. コンボイ
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スーパーカブと野宿しようぜ!第二夜~出発の福音~




旅立ちは何時だって気紛れなもの。


俺もお前も気が向けば、バイクに股がり旅をする。

わずかな荷物と、今宵の酒さえあれば、それだけでトリップ出来るのだ。


今回は二泊三日、下道で飛騨高山へ向かう。


仕事終わりが5時で、7時にコンビニ集合。

今回、俺と小林青年以下コバに略。


最近はコバと二人で旅するのが多い。

こやつ、V-MAX乗り。

で、小さいバイクはHONDAのグロムで
ガンガンに改造して乗っている。


カブとグロムの原付二種で、下道しか走れない。

移動はおのずと国道を繋ぐ旅になる。


夜の国道を、原付二種で走るのは、中々に気合いが必要になる。


日光街道を北上し、今市のラーメン屋で晩飯を食う。


いやはや、虫がすごい。

たんまり晩飯を食い、上着を羽織り、清滝のファミマに向かう。


6月も下旬だと言うのに、何なんだこの寒さは。

まあ、午前中まで雨が降っていたから、仕方ないのだろうが。


真夏なら夜の金精越えが涼しくて最高だが、
今夜はやたら寒いので、足尾越えに変更。


日足トンネルが暖かいと言うことは、
かなり外気温は寒いと言うことだが、
まだ、カッパを羽織るまでではない。


足尾の町を抜けると、みどり市に入る。


草木ダムを過ぎ、夜のワインディングが際どいながらも楽しい。


車も少ないから、快適に黒保根を通過。


あの、夜の街道沿いの町並みが好きだ。


大間々からは県道3号線前橋に向けて走る。


町並みのローカル。

夜走りはこれがたまらない。

たまに住宅からはお風呂の匂いとかする。


複雑な前橋市内を走っていると、
見知らぬおっさんに車から声を掛けられた。


「さくら市って、何処?」

まあ、知らないやね~。

千葉にも佐倉市ってのがあるけど、
そことは違う栃木のさくら市。


それを説明していると、信号が変わる。


前を走っているのはポルシェだ。


我々を意識してか、凄まじい加速で交差点を曲がっていく。


「うわ~やっぱポルシェはすげぇ~なぁ~」

と、我々二人は次の信号でポルシェに追い付く。

またもやポルシェはアイドリングストップを解除して、力強い加速を見せ付けてくれる。


国道17号を高崎に向けて走り出す。


国道18号に入り、安中市を目指す。


この辺りで9時は回っていた。


夜の榛名山と、左には妙義山

群馬の三名山は、夜ほどモノトーンの世界で存在感を示す。


松井田から横川へ。


夜の碓氷峠バイパスに突入するのだが、
国道18号は大型トラックばかり。


原付二種で走り抜けるには、かなり気合いが必要だ。


ひたすら二車線の登りを追い越し車線で抜かしまくる。


永遠に続くと思われるような登りを、
カブはエンジンを唸らせながら登る。


ヘルメットの中では、
「うりゃあああっ!」
と、叫ぶ始末。


軽井沢に到着するも、下りを一気に駆け抜ける。

下りにおいて、原付二種は、言わば無敵だ。

改造を施した四輪なら別だが、
並みの車には負けないほどの機動力。


夜の軽井沢は、道を工事していてなおかつ半端なく寒い。


本当に6月か?と思ったら、
気温は14度。

どうりで、寒いわけだ。


思わずコンビニでビバーク。


温かいコーヒーが、堪らなく美味しい。


小諸の懐古園から海野宿を抜け、
やがて上田市内に入る。

  1. 2016/07/04(月) 23:06:08|
  2. コンボイ
  3. | コメント:0

スーパーカブと野宿しようぜ!第一夜


さあ、諸君。


旅は良い。


野宿ならなお良い。


そこには時間に縛られる感覚がなくなり、
行き先にも縛られる事も無くなる。


まさに、風の向くまま気の向くまま。


旅本来の醍醐味を味わえるのが、
野宿とスーパーカブと言う最強の組み合わせなのだ。


別にバイクなら何でも良いじゃないかと言う向きもあろう。


勿論、バイクに関しては何でも良い。


が、しかし。


あの空気に溶け込み、知らない土地を走りながらも地域に溶け込むのは、
スーパーカブ以外に有り得ないとも思う。


水曜どうでしょうが、
スーパーカブを使用し、様々な企画を成功させたように、
スーパーカブには、普通のバイクには無い普通さがある。

言い換えれば、
スーパーカブのスーパー足るゆえんは、普通を越えた普通に他ならないのだ。


意味がわからないか……

まあ、いい。



今さら燃費がどうとか、
積載性がどうとか、

スーパーカブの長所を書き連ねるまでも無いので、割愛するが、

移動手段として、乗り物の選択肢として、スーパーカブは、有益な存在だと思う。


排気量に関しては、原チャリ一種と二種で、それぞれ特長が異なり、移動距離も速度も違うのだが、
別段遠くに行かなくても、自分の中の冒険心が満たされれば、
それはそれで問題ない筈である。


要は、スーパーカブに乗って旅をして、
なんて事無い場所で野宿しちゃう俺
と言う、人間強度を更に高める事を目的とした旅をしようって、言ってるんだ。


まあ、そんな大袈裟な精神論を語るつもりもないが、

一度きりの人生。

その人生に、バイクで旅して野宿した
と言う、ページを刻むのも悪くないと思うわけで。


実際にやってみると、想像よりも遥かに楽しいと思ってもらえれば、
俺もあなたもめっけもので、
もう二度とやりたくないと思ったとしても、
あの時と比べたら今の方が全然楽だ!
と、比較できる体験に成ること受け合いだ。


まあ、前置きが長くなったが、私の経験したスーパーカブと野宿についてボチボチ書いていこうと思う。


少しでも興味を持って、バイクに乗りたくなったなら、
そして、野宿がしたいけど一人じゃ不安だと思ったなら、
遠慮なく俺に言ってくれ。

時間の限り付き合うし、バイクだってお店とか色々何とかしてやろう。


ベテランだって歓迎だ。
一緒に走るのは誰だって条件は同じだ。

そう言う人と旅すれば、自分のスキルもアップするし、知らなかったものの見方が出来るようになるだろうし。



さて、まずは先日の飛騨高山下道ランについて
書いていきたいと思う。

  1. 2016/07/04(月) 14:31:31|
  2. コンボイ
  3. | コメント:0

ガルパンの映画3




またまたまた、ガルパン映画についてだが、

まあ、聞きなさいよ。

いい加減、飽きたとか言わない。


大子町の旧上岡小学校が登場するのだが、
木造校舎がレトロで、いい感じである。


映画では、この学校の校庭に戦車が並ぶのだが、流石に並んではいなかった。


大子町の水郡線の駅には、静態保存された汽車が展示されていて、
駅前の旅館?では軍鶏弁当を販売していて、
何気に美味しいから食べて欲しい。


旧上岡小学校で食べるのが、お薦めだな。


さて、


劇中に登場する戦車道の家元

西住流と
島田流


この二つの家元は、実際に第二次世界大戦で活躍した
二人の戦車乗りが元にされている事は、
みんな周知していると思うが、

そう、西住小次郎と島田豊作の二人である。


共に軍神と言われるほど戦果を挙げた軍人だ。


日本の戦車は決して性能が悪かった訳ではない。

仮に、資材や物質が充実していたなら、

ドイツにも負けないほどの戦車の製作が可能だったはずだ。
勿論アメリカやイギリス、ソ連にも負けなかった筈である。

航空機もしかり、

軍艦においては最早世界最強だった。


歴史にもしもはタブーであるが、
もしもを考えるのは楽しい。


ガルパンが、なぜこんなにも今の時代に受け入れられるのか?

登場する女の子達の可愛さは勿論だが、
もしかすると、その歴史のもしもを感じさせる作品だからかも知れない。


憲法9条が問題に上がっているが、
まあ、色々異論をぶつけ合ってみて良いだろう。

考え方は自由だし、十人十色だ。

だが一つ私の思想は、

理不尽に日本を脅かす輩を、日本人は決して許さない

と言う事だろうか。


日本人は、本当は強くて怖いのだぞ。


と言う事を、侵略国には肝に命じて貰いたいものだ。



まあ、いいや。


3日続けて書いたガルパン映画についてだが、
また聖地巡礼してきたら書こうと思う。


ひとまず、今日はこの辺で。

  1. 2016/07/04(月) 00:21:38|
  2. コンボイ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ガルパンの映画2




昨日に引き続き、
ガルパンの映画についてだが、


昨日は思想的にディスってしまったので、
それはやめておこう。



ガルパン映画の試合の舞台は、
大洗市街地戦と、北海道戦、総合遊園地戦の
三部構成になっているのだが、

いずれも実際の町や景色で試合を行う。

現実と同じ場所を描いて、そこを戦車が走ったり砲撃したりするのだが、
実際にあるお店が吹っ飛んだり、爆発したり、戦車が突っ込んだりして
聖地巡礼をすると感慨深いものがある。


実際の模写した街を破壊するのは、日本の特撮のお家芸であるが、
アニメでは、更に派手に描くことも出来る。


大洗と言えば海水浴場と北海道へ航るサンフラワーフェリーが有名だが、
サンフラワーフェリーよりも巨大な、町がまるごと自然と一緒に乗せられた学園艦なるものの大きさに圧倒される。


さらにこのガルパン映画は、そのリアルな音がたまらない。

映画館では爆発音が、大迫力だった。

キャタピラーや、エンジン音、
弾を装填するときの音と、発射音。

大迫力だ。


戦車の腹まで綿密に描いた丁寧なアニメーション。


石や木々の影まで綿密に描くのは、大変な作業だと思うが、
リアルにアニメの大洗が存在するのではないか?
と、疑うほどだ。


バイク乗りにはオタクが多いと言われるが、
また、ツーリングがてら聖地巡礼したくなった。


  1. 2016/07/01(金) 21:52:58|
  2. コンボイ
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プロフィール

凛

Author:凛
雷都・栃木県宇都宮市を中心に活動しているバンド「凛~Linn~」

愛と平和
そして何ちゃねぇことや、どうでもいい唄を、アルコールとけむりの似合うサウンドに乗せ、誰かに「ありがとう」を
って言われるようなステージを目指し活動チュ~

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